2013年11月18日月曜日

日本鱗翅学会に参加してきましたー

こんにちは!
長野は急に寒くなり、霜が降りるようになってきました。

先日、5年ぶり?くらいに徹夜をしました。
徹夜は効率的なのか、自分を体を対象に検証してみましたw

朝7時から次の日の夕方5時まで、研究室で仕事をしました。

その結果、徹夜しても仕事量は落ちませんでした!!
夜中3時~明け方7時くらいにピークに頭がさえました。


私もまだまだヤレル!と思えたそんな1日でした。

そしてその「仕事」というのが「日本鱗翅学会」での発表のデータ解析とパワポ作りです。
しばしば「鱗翅(りんし)」は「臨死(りんし)」と間違われます。
「鱗翅学会」はチョウやガを研究する専門家の集まりです。

今年は、大阪府大で年次大会が開催されました。
私は大阪府大に行くの初めてでした~



あっちゃんと看板も設置されている!

 
 
 
 
発表前に緊張している信州大学農学部の尾崎さん(右)と江田(中央)と鱗翅学会の石井実会長(左)
蓑原さんに送っていただきました。
蓑原さんは関東でクロマダラソテツシジミはじめて発見された方です。
 


 

 
 
発表する尾崎さん
「ミヤマシジミのメス成虫が休眠卵を産卵する条件」
尾崎絵理・江田慧子・中村寛志(信越)

 
 
 
つづいて江田です。
「長野県におけるクロコノマチョウの分布拡大に関する研究」
江田慧子・熊澤真優・尾崎絵理・辻井美徳・桐生雄介・中村寛志(信越)



 

 
女子はほとんどいない学会です。個人的にはもう少し若手の女子が増えて欲しいと思います。
そのためには、少しずつ女性や若手を受け入れるムード作りが必要なのかと感じました。
石井実会長は大阪府大の副学長で、男女共同参画にも大変理解があり、個人的には期待しているところです。
 
その一環として、石井先生の試みで若手への発表賞が設けられました。
そして、発表賞をいただきました~

「若手」とつくものはそろそろもらえなくなってきたので、今のうちにもらえてよかったです!
といいつつ、まだまだ「若手」でがんばりますよ!

2013年11月6日水曜日

2つのセミナーを開催しました

こんにちは。
みなさん3連休はどのように過ごされましたか?
私は
2(土)ミヤマシジミセミナー
3(日)地球環境シンポのパワポ作り
4(月)地球環境シンポジウム

で、中1日の登板でした。
少しセミナーの様子を紹介したいと思います。


2(土)ミヤマシジミセミナー
ミヤマシジミを守る会の方や地元の人たちが40人ほど集まり、ミヤマシジミ研究会の設立会が行われました。
私は司会とパネルディスカッションのコーディネータ…
ずっとしゃべりっぱなしでした。



理学部の藤山静雄先生がホタルの保全についてご講演して下さいました。
「ホタルも住める環境作り」が必要との言葉が印象的でした。
種の保全を行うと、どうしてもその種だけを守ろうとしてしまいがちです。
絶滅危惧種も人も快適に暮らせる環境をそろそろ提案するべきではないでしょうか?

次に守る会の活動報告を行ってもらいました。
そしてパネルディスカッション。
この様子はこちらのページに公開しますので、よかったら見てください!




続きまして、
4(月)地球環境シンポジウム



朝から準備しました。



昆虫研の学生が受付しております。




始まる前に外部講演者の北原正彦さんと井上大成さんとトークしています。
中村先生は赤いネクタイですね~



いよいよスタート!
私はまたまた司会しております。





信州大学山岳科学総合研究所友の会の方も来ていただいたおかげで多くの人が参加してくださいました!!




我らが所長の鈴木啓助先生のあいさつです。




まずはトップバッターの北原正彦さんの講演です。
ナガサキアゲハの分布拡大と北限地点の気温の解析」
ナガサキアゲハが気温上昇とともに分布を拡大している話をしていただきました。
 ナガサキアゲハの幼虫の食草はかんきつ類なので、ミカンの木が多いところに分布拡大をしていたとのこと。



続きまして井上大成さんの講演です。
チョウの分布拡大の原因は温暖化だけじゃない
大成さんは関東・中部地方にすむチョウの写真をすべて撮ろうとされています(亜種も含めて)。
なので、色々なチョウの状況に詳しく、温暖化ではない分布拡大の事例をたくさん紹介していただきました。
たとえば温暖化北上種の代表のように言われるツマグロヒョウモンは、冬でも葉を着けているパンジーを利用して幼虫が越冬できるようになったことから、関東地方などで定着した可能性があります。
大成さんの写真は「多摩森林科学園と関東・中部地方のチョウ」に掲載されておりますので、そちらもぜひご覧ください。






その後、信大の先生たちが講演しました。
渡邉修先生「外来植物の侵入経路と分布拡大」
江田慧子 「天竜川を北上するクロコノマチョウ」
加藤正人先生「リモートセンシングによる山岳域のモニタリング」
鈴木啓助先生「山岳域の気候変動の解析」


ちなみに私だけパワポの操作を学生にやらせたので、後で反感をかいましたw



最後に中村先生がコーディネータとなり、パネルディスカッションが行われました。
フロアからもたくさん意見が出て、盛り上がりました。




私は元上司(右)と現上司(左)に囲まれて、複雑でした…笑




なにはともあれ、2つのセミナーが無事に開催できまして、ほっとしました。
来場していただきました皆様、講演していただきました先生方、本当にありがとうございました!!